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【飲食業界】板前修業中にいわれた偏った名言たちを書き記す

板前の世界

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ぼくが今まで頂いた、もしくは浴びせられた言葉をぼくなりの解釈を添えて書きおこしました。

 

深いっぽいことば

まずはなんかいい話っぽい方から。

10人いたら7人がおいしいと言えば最高

これが1番沁みた言葉なので最初に書きました。

これ、人間関係と一緒で、誰からも嫌われない人がいないように100人いたら100人の「好み」があるんですよね。だから全員が美味しいという事はまずありえない。

 

ご飯の炊き方ひとつとっても同じです。粒のはっきりしたご飯が好きな人もいればもっちり水々しいご飯が好きな人もいます。ちなみに僕は水少なめの粒々ご飯が好きです。

 

味で半分、器と盛り付け、ウンチクで半分

これは付加価値のお話ですよね。

他にも空腹は最高の調味料だとか、食事をする時の気分や周りの雰囲気は味覚に大きく影響します

極端な話ですがコンビニのパスタ、最近はかなりレベルの高いものもありますよね。

あれをそのままいい雰囲気のお店で綺麗な器に綺麗に盛り付けてシェフが産地説明なんて加えてお客さんに提供すれば2000円くらい頂けると思います。マジで。

 

味付けには正解がないからこそ、これが最高に美味しい味だぞ!と自信を持って言えるだけの料理をお出しする事。

 

最初の項目と同じで人の味覚は人それぞれ違います。

って事は正解なんてないんですよね。

 

じゃあぼく達料理人が大切にしなきゃいけないのはブレない自分の店の味や料理を作る事。

そして迷いなく「これは美味しいぞ!」と言い切って料理を提供する自信を持てるだけの料理を自分で研究する事が大事だと捉えます。

 

そしてその味がお客さんに認められればおのずと結果は後からついてくる。

 

それどうなん?って思ったやつ

続いては「それはよくわかりません。」って思ったやつ。

ぼくは結構顔に出るタイプなので、この言葉を聞いたときにどんな表情をしていたのか気になります。

 

板前に向いているかどうかなんて10年修行しないとわからない。

長すぎるでしょ。転職しようとする頃にはかなり選択肢の少ないオジサンになってるし。我慢=美徳と捉える古く不要な考え方だと思っています

 

お前の代わりはいるけど器の代わりはきかないから割らないでくれ。

最低な発言です。

昔は板前見習いって集団疎開とかでたくさんいたらしくて、調理師の協会みたいな所に電話したらいくらでも店を探している若者がいたらしいので、「10円(公衆電話で使うお金)あればお前の代わりなんてすぐに呼べるからイヤならいつでも辞めてしまえ」。なんて事を言われた時代もあるようです。

その中でも耐えた自分は粋だ。みたいな雰囲気をその話をしながらかもしだすから昔の人間てのは本当に恐ろしい。

 

見て覚えろ。俺もそうやって教えられた。

仕事は盗むものだ。の理論です。

確かに必死で見様見真似で盗んだ技術というのはしっかりと身につきますがあまりにも時間がかかります。

そりゃ板前修業は10年かかると言われちゃうのもわかります。

ぼくは真っ向からこの意見を否定しているのでやらせて、失敗させて、理解させて、を後輩には繰り返し教えています。

詳しくは過去記事より

 

boriesy.hatenablog.com

 

さいごに

こうやって書き起こすとやっぱり偏った世界なんだなって改めて感じました。

 

以上、ぼりでした!