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【板前の給料】時給350円でも1年で70万円貯金できる飲食業界の仕組み

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ぼり@板前ライターです!

 

今回は板前さんのお給料のお話をちょっと。
板前修行ときくと、「キツイ、長時間労働、安月給」という絶望的なフレーズを耳にすることがあります。

 

そしてお金に関してはコレ、まあまあ当たってます。

 

でも、単純に生きていく上ではそんなに困らないし、無駄遣いしなきゃ結構貯金もできます。そしてタイトルはぼくの例です。

 

 安月給の板前さんがどうして1年で70万円も貯金できたのか?それについて証明いたします。

 

 

板前(見習い)のお給料

これについては個人店なのか、大きめの料亭やホテルなどの「会社」かどうかでかなり変動します。なのでぼくのケースでありのままを発表していきます。

 

個人割烹店(関西)

  • 休日  週休1.5日(平日フル、土曜午後出勤、日曜お休み)
  • 食事  3食付
  • 実労働 約370h/月
  • 休憩  30分/1日
  • 給与  ¥130,000(現金支給)
  • 昇級  ¥10,000/1年

こんな感じです。ちなみに福利厚生や税金の店舗側の負担は一切なしです。

 

ただし、個人店同士で組合を作っていたので、「国民健康保険」だけはちょっとお安く入ることができました。

 

料亭(関東)

  • 休日  週休1.5日(シフト制週1休、日曜半日営業)
  • 食事  2食付
  • 実労働 約400h/月
  • 休憩  30分/1日
  • 給与  ¥130,000(現金支給)
  • 昇級  実力、ポジションに応じて変動
  • 賞与  年2回、入社時3万円

大きなお店になると「個人店」ではなく「会社」になるので 、福利厚生やボーナスなど、一般企業に近い就業体系が多くなってきます。

ちなみにぼくは一番下っ端での入社から、4年間でお刺身を切らせていただく「板場」まで昇進した上で、20万円頂いていました。

 

残業という概念は基本的にない

ここからがさらに現実となってくるところなのですが、基本的に残業代という概念はありません。

ぼくがいままで聞いてきたところで、少なくとも板前さんで個人店で残業代をいただけるところは聞いたことがありません。

 

ただ、ホテルぐらいまで大きくなると残業代もきちんと出るところもあるみたいですね。

 

時給で換算するとえげつないことになった

正直、「修業なんだから」って理由だけで当たり前に感じていたし、周りもそんなもんだったのですが、計算してみたら時給350円前後なんですよね。

 

3時間働いてようやく1000円。

1日フルで14時間働いたらようやく5000円前後です。

 

えげつないな。

 

それでも1年間で70万円を無理なく貯金できた

こうやってみるとけっこうキツイ金額ですよね?でもヨユーで貯金できるんです。

「寮」と「まかない」があるので。

 寮制度についてまとめた記事はコチラ

www.ooborisatoru.com

寮(住むところ)があって、まかない(食事)が出る。ということは正直生活にかかってくるお金って、お休みの日の食事代と携帯料金くらいです。

 

なので、寮にいるうちにお金のかかる包丁を買ってみたり、普段は行かないようなちょっとお高めの料理やさんに勉強がてら行く人が多いです。

 

生きていくことに関してだけで言えば、寮生活を耐えられる人は板前さんになれば困ることはありません。

体力的には間違いなくキツイですけどね。

 

ぼくは寮生活を脱出する為に、13万円のお給料のうちの5万円を定期預金していました。

その上で月ごとに余ったお金もちょろっとずつ貯金してたら1年で70万円です。

 

でも、13万円のうちにかかるお金が携帯代とお休みの日に遊びにいく程度の出費しかなければ8万円あれば余裕でいけますよね。

それなりに出費に制限をかければこのお給料でも100万円の貯金は可能です。

 

さいごに

飲食店は本当にお店によって全然ルールが違います。

 

今回ぼくが挙げた例も本当にわずかな情報なので、「とにかく俺あのお店で働きたいんだ!!」って人じゃない限りはしっかりと下調べをしましょう。

 

ぼくは訳わかんないくらいの根性論でムリヤリ乗り切りましたが、あんまりオススメはしません。つぶれちゃったら何の意味もないので。

 

ヘタに「自分の思っていた飲食のイメージ」と違うところに修行に入って、「何にもできない半人前なんだからわがまま言うんじゃねぇ!」なんて言われたらそりゃ人間誰でもつぶれます。

 

以上、ぼりでした!