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調理師学校は必要ない。料理人になりたいなら抑えておくべき3つの要点

こんにちは、大阪北新地の個人割烹料理店で2年、東京赤坂の料亭にて4年の板前修業を経て、固定店を持たずに「出張料理人」 として独立した板前の「ぼり」です。

 

ぼく自身が料理人になりたいと思って24歳の時に脱サラをし、板前修業を始めるまで、すごく「方法」に迷いました。

 

そしてそこには大きな不安が4つありました。

  • 実際、どんな仕事内容なのか
  • 調理師学校って必要あるのか
  • 求人はどうやって見つければいいのか
  • どんなお店で働くのが正しいのか

そして、ぼくのLINE@にも耐えず、「料理人を目指そうと思っているのですが…」という質問のメッセージをいただきます。

実際の仕事内容については、お店毎に違うので、働くことを通して解決できたのですが、「これは知りたかったな」って情報がたくさんあったので、この記事に書き起こします。

 

料理人になりたい人がまずは知っておくべき3つのこと

料理人になるんだから、もちろん料理をすることは必須です。

その上で料理とは別に知っておくことが3つあったと思っています。

 

調理師学校は必要ない

「料理人になりたい」と思ったとき、まず一番最初に思いつくのが調理師学校かもしれません。

でも、実際には必要なかったと実感しています。その理由についてご説明します。

 

調理師学校に実際に足を運んだときに言われたこと

ぼくも脱サラをする際、調理師学校の体験入学に足を運びました。

たまたま体験入学が行われる1週間ほど前に、突撃で話を伺ったので、体験入学にも参加したのですが、その時に受付の職員の方から言われた言葉が印象的でした。

 

板前修業をはじめたいのですが、まずは調理師学校で全体的な基礎知識を学んでから本格的な修業に入りたいと思ってます。どんな内容なのかお伺いしたくて来ました。

 

 

ありがとうございます。ただ、すでにしっかりした目標を持った方であれば、調理師学校を通る必要はないかもしれません

 

 

どういうことですか?

 

 

一度、体験入学に来てもらえればわかると思いますが、高校生活生活の延長線上で来ている生徒さんが多いので、本気で料理を習いたいという雰囲気というよりは、まだちょっと軽い気持ちの方の方が正直多いです

 

 

「じゃあなんで調理師学校なんて存在するんだろう」と感じたのが正直な気持ちです。

ただ、受付で対応してくれた職員の方には本当に感謝しています。

自分の大切な時間とお金を使って後悔することを防げたので。

 

実際に調理師学校を卒業した人にも聞いてみた

また、調理師学校に行っていないぼく自身の話だけでなく、実際に学校に行った方にもインタビューを行い、記事にしていただきましたので、参考にしてください。

www.ooborisatoru.com

 

調理師学校のメリットは?

それでももちろん、調理師学校にはちゃんとしたメリットはあると思っています。

ぼくが知る限りメリットは2つ。

  • 調理師免許を取得できる
  • 卒業後の職場探しができる

 

調理師免許に関しては、飲食店での調理経験が2年以上で取得することができます。

で、ぼくは高校生のときに学年最下位になるくらいに頭の悪い人間でしたが、調理師試験には一発で合格しました。

 

また、卒業後の職場探しについては正直助かる面は多いと思いますが、ぼく自身がちゃんと修業場を見つけられたので、ある程度自分で行動できる人には調理師学校は必要ないと思っています。

 

コネがない人が職場を見つける為に必要なこと

さきほど書いた通り、ぼくはコネがない状態で板前修業をはじめました。

そして、料理人になる人の多くは自分がはじめての人であって、料理人の家に生まれた2代目とかばかりではありません。

ぼく自身、親は元トラック運転手です。では実際にはどうすればいいのか。ここで紹介していきます。

 

求人を張り出しているお店に足を運び自分で交渉する

これがさきほど「ある程度自分で行動できる人」がとるべき行動です。

ぼく自身もこの方法でした。

自分が「このお店の雰囲気や料理が好きだな〜」って思えるお店に足繁く通い、自分が料理人を目指していることをちゃんと伝える。

その上で「あなたの元で修業したいです」ということをちゃんと伝える。

また、料理人の世界は慢性的な人員不足です。求人を張り出していなかったとしても、人を求めているところはあったりするので、まず聞いてみてください。

 

ただし、求人を張り出してある店であっても最初から飛び込みで面接をしてもらうのは絶対にオススメしません。

お店の雰囲気をしっかり知ること。自分の目標に近い形のお店なのかをしっかり知ることが大切です。

 

転職エージェントを挟んで「選べる環境」を整える

一番オススメなのは正直この方法です。

転職エージェントという言葉はご存知でしょうか?

転職エージェントとは、ただ就職先を探してエントリーする転職サイトとは違い、求職者(自分)と求人側(お店)の間に立ち、それぞれの要望をしっかりととりまとめてくれるお仕事です。

 

自分でお給料や就業内容を、修業をさせてもらうお店に対して交渉するのは正直難しいです。ぼく自身も完全に勤め先の条件(なんなら1ヶ月働くまで給料もわからなかった)に合わせました。

 

自分で全てを済ませるのではなく、しっかりと雇用について詳しい人に相談して、自分の就職先を決める。

 

さきほど書いた調理師学校のメリット「就職先の案内をしてもらえる」というのはこの部分でカバーできます。

 

そもそも「人づての紹介」はお店の都合に振り回される

例えば、好きなお店の常連になったとします。そこで、料理人の修業をはじめたいと思ったとき、どれだけその店主さんと仲が良くても、毎月何十万円もかけて育ててあげる人はいないと思います。

 

そして料理人は「横のつながり」がとても強い世界です。なので、仲のいい友人のお店が人手不足になっているという情報も、回覧板のように回ってきます。

 

そんな情報を聞きつけたときに、「料理人になりたい」と言っている方が目の前にいたらどうするでしょうか。

ぼくなら「ぼくの店は無理だけど知人のお店なら紹介できる」って伝えます。

 

もしあなたが紹介されたお店が自分のイメージとは違うお店だったとき、あなたはキッパリとNOと答えられるでしょうか?

ぼくだったらできません。

  • これはきっと運命だ
  • わがままを言っちゃいけない
  • 紹介してくれた店主の顔を立てなきゃ

などなど、どうにかして自分を納得させる理由を心に言い聞かせます。

しかし、「たまたま」で紹介されたお店が自分の思った形に合っているのかどうかは正直、運でしかありません。

 

だからこそ、ぼくは「人づて」の紹介は辞めておいたほうが無難だと思っています。

こちらの記事も参考にしてください。

www.ooborisatoru.com

 

これから料理人を目指す方が大切にすべき3つの要点

ここまでの内容を箇条書きにしてまとめるとこんな感じになります。

  • 目的が明確なら調理師学校は必要ない
  • 「人づて」で職場を探さない
  • 転職エージェントを利用する

自分が本当にやりたいことであれば、その意志をしっかりと持続できる職場を、ちゃんと自分の判断で選ぶことは最重要項目と言っても過言ではありません。当然ながら、紹介者がそれだけいい人であっても、そこには必ず主観が入るし、あなたの代わりにはなれません。

人間としての関係を良好に保っておきたい相手だからこそ、後々トラブルになることを避け、「いい相談相手」としていてもらうことも大切だとぼくは思っています。

 

だからこそ絶対に「入り」は大切にしてください!

 

また、実際のお給料の話や、寮制度、実際の板前修業の内容などについても紹介しているので、ぜひぜひ参考にしてみてください〜!

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以上、ぼりでした!